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らんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~

「戦国の城」それは近世の城郭のような石垣も天守も無く、土塁と空堀というただの土で作られた戦場の砦。 戦国の世を駆け抜けた貴重な資料の宝庫です。

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村上連珠砦の残り四つの謎が解かれた  

◆生涯現役を貫く神の偉業とは、少しもぶれない探究心だった◆

本日、「信濃の山城と城館③上田小県編」が届いた。

いつも通り「コラム:山城の歩き方①~⑩」を真っ先に読み、イチイチ感動している(笑)

上田・小県の山城は「図解山城探訪 上田小県編」を穴の空くほど読み込み、自分としてもかなり歩き廻ったので、今さら読むところなんぞ・・・・・・・・・・・(汗)

それが大きな間違いで、最新の取材も取り入れた恐るべき最新版だったのである(驚)

sinano3.jpg

虚空蔵山系に展開する村上連珠砦群では、以下の四つの砦が不明だった。

「ユタカノ城(豊城)」「積城(つみじょう)」「亀井城」「眉見林の城(みけんばやしのじょう」

小生も「ユタカノ城」を求めて東太郎山の尾根を探索したが見つけることは叶わなかった・・・。

今回の刊行本では、宮坂氏がこれら四つの城をほぼ特定しているのは驚きであった。

虚空蔵山系①

積城と亀井城は虚空蔵山城の東の続き峰である。

積城①
虚空蔵山城から見た積城と亀井城。

虚空蔵山城がかなり手を加えた跡が確認出来るのに対して、自然の地山という感じをぬぐえないが、どうであろうか?

宮坂氏がこの場所を再調査したのは平成24年11月25日と記載があった。

小生が虚空蔵山ツアーを開催した翌日だったのだ。79歳でこのような場所に登ったというのだから、神の神たる所以とはこの事であろう。


また、眉見林の城は、小生がガキの頃に遊びまくった「指さしゴウロ」の先端に位置するという。

(ってか、こんな山で遊んでいる小学生も変?であろう)

虚空蔵山系②

あれほど苦労して探索した豊城は上信越自動車道の山口トンネルの先端の尾根にあったのだ・・・。

柏山城 048
柏山城の登り口に写っていたユタカの城。灯台もと暗しとはこの事か・・。

それにしても昨年の11月、神が虚空蔵山で調査されていたとは恐れ多い・・・。

凡人が神に近づくには、慢心する事無く、愚直に城を何度も訪れる事なんだと改めて思いましたよ。

未踏破の四つの砦は近日中に落としますよ!!(笑)

しかし、使用している写真、季節が目茶苦茶だなあーーーーーー(爆)
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Posted on 2013/02/26 Tue. 23:11 [edit]

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